塩害は、塩分を含む風や雨等が、電気機器の表面や内部の精密機器に付着、侵入し、腐食や錆を発生させます。
沿岸部や臨海地区等の屋外設置では塩害での劣化が想定され、これまで産業用蓄電システムは海水や潮風の影響を受ける地域や場所では設置出来ませんでした。
従って、耐塩害仕様でない蓄電池はコンテナなどの専用筐体に収納する必要があるため、サイズや設置場所、コストの問題が生じておりました。
しかし、塩害地域のために蓄電池の保証が受けられないなど、これまで諦めていた場所に、塩害対策モデルBLP LB0700HN-Sであれば設置が可能となり、産業用蓄電池の設置シーンを変える事が可能となりました。
メンテナンス性に優れた設計
・サビに強いステンレス筐体
・安心の防塵・防水性能(保護等級 IP66 /塩害保護 C5-M)
・盤クーラーを用いた密閉構造を採用、フィルター交換等の必要なし
BCP対策 ✕ 電力コスト削減 ✕ 環境負荷の軽減 |
該当する補助金の一例 |
製品名 | 塩害対策リチウムイオン蓄電システムBLP LB0700HN-S |
適合蓄電容量 | 73.7kWh |
電気方式 | 三相3 線式 202V |
出力 | 系統連系時(系統出力)30kW 自立運転時(特定負荷出力)29kVA |
充電能力 | 系統連系時:20kW 自立運転時:20kW |
主な機能 | ①系統連系運転(平常時):構内系統への給電や系統からの充電を行う ②自立運転(停電時):自動的に自立運転に切替わり、特定機器への給電 ③自立運転時太陽光パワコンと連携可能:充電能力20kW ④遠隔監視・エラー通報機能(平常時、停電時) 有線LAN により同一ネットワーク内のコンピュータと通信を行い、本機の運転状態や異常発生を監視することができます。 |
主な制御 | ピークシフト制御:スケジュール設定による時間帯別一定電力出力制御 ピークカット制御:ピークカット電力設定による出力電力制御 外部制御:外部EMS による遠隔監視、太陽光発電電力の余剰充電 BCP 用途:自立運転時-負荷連動制御 |
蓄電池 | 種類 : リン酸鉄リチウムイオン電池 蓄電容量 : 73.7kWh ※消防予防条例の4800Ah セル以上の容量となり、設置場所の所轄消防署への届出が必要 |
使用場所 | 屋内及び屋外 |
環境温度 | ー20℃~ 40℃ |
標高 | 2,000m 以下 |
外形寸法 | W1857mm x D1115mm x H1939mm ( 突起を含まず) |
質量 | 約1900kg(蓄電池含む) |
防水・防塵性能 | 保護等級 IP66 /塩害保護 C5-M |
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