活性酸素ごみ処理装置 活性酸素とは? 活性酸素は地球上で最も酸化能力が高い物質と言われております。例えば、人間が呼吸により体内に取り込んだ酸素をエネルギーに代える工程で、体内に細菌やウイルスが侵入して来ない様、瞬間的に酸化作用で殺菌・分解してくれる生命維持に欠かせない役割を担っているのが活性酸素です。しかし一瞬で消滅してしまいます。もしも、長時間保ったり、必要以上に発生してしまうと、脳や体の細胞を破壊するため、人類等地球上の生命体は消滅してしまうほどの高い酸化作用を持つとされております。また、生命体の老化の原因は、体内で発生する活性酸素とも言われます。 その活性酸素(OHラジカル)を有効活用する方法はこれまで世界中で見当たりませんでした。 国内のある技術開発会社は、世界で初めて大気中で多量の活性酸素を発生させる技術を発明し、その活性酸素発生装置をあらゆる分野で利用が可能な様にコンパクトな装置に開発をしました。 その功績をたたえ、同社の代表は、2022年4月に旭日単光章を叙勲授与されました。 一般的に有機物は、炭素、水素、酸素等の原子が非常に強固に結合したもので、強酸アルカリ、高温、高圧等でも分解が困難だったため、今まで微生物を使った分解しか解決策は有りませんでした。 活性酸素は、その有機物の強固な原子結合を瞬時に分解する事が可能で、活性酸素発生装置「AOS」は、多量の活性酸素を大気中で発生させて有機物分解処理を可能としました。 火を使わず、AOSで活性酸素をさせて廃棄物を処理可能とした下記3種類の装置が開発されました。1.「α-Gaia」:活性酸素を常温で野菜残渣や余剰汚泥等廃棄物の減容、堆肥発酵/メタン発酵の前処理、菌/ウイルスの殺菌と分解が可能 2.「Polaris」:活性酸素を加熱し、プラスチック、医療廃棄物、紙おむつ等リサイクル不可物の消滅処理、無機・有機分離利用 3.「W(Water)-Gaia」:油分、余剰汚泥削減が可能
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